間合い

 あるゼミ生から、「私は小学生、中学生の時の友達はいなかった。でも幸せ。それで、子どもたちに中学校レベルの地域コミュニティの大事さを心から語れない」言われました。面白いな。と思いました。

 その学生が言ったことは確かです。しかし、そのレベルだったら、集団をリードする子どもを動かせない。まあ、面白い授業、楽しい授業レベルはできますが。

 ゼミ生に最初に語ったのは、「おまえはそうかもしれないけど、全員か?無理だろ」といいました。そして、生き方レベルの『学び合い』にとっての最高目標は、自分の幸せ。他人の子どもの幸せは「ツール」といいました。ひどい言葉ですよね。でも、このことはゼミ生に何度も語っています。そして、そのことによってゼミ生は成長するし、私は好かれるという確信があるのです。「おまえらはツール」と言って嫌われず、好かれるのは、ゼミ生がそれによって幸せになるからです。

 が、ゼミ生にならないと、この間合いはわからないよね。

願い

 ゼミ生は全国の『学び合い』実践者と繋がっています。

 卒研、学修成果、ハッキリ言ってどうでもいいです。ようは、そのために、どのように多様な人と繋がるか。実は、それを簡単にやる方法が、学術の方法なのです。ま、今は分からないでしょうが。

2度美味しい

 以前から晩酌後は連続ドラマを見ないことにしています。理由は酒を飲むと、短期記憶から長期記憶への転送が阻害されるからです。単純に言えば、覚えていないのです。でも考えたら、2回楽しめるのです。ということで、昨晩見た韓国ドラマの「社内お見合い」の10話以降をもう一度楽しみます。

友達

 Facebookに関して、友達申請に関して一定の基準を設ける必要性を感じました。つまり、私が全く知らない人からの友達申請に関して一定の基準が必要だと思いました。その基準は以下の通りです。

https://www.jun24kawa.com/entry/2023/07/24/193004

 本日、友達にすることが権利のように主張する方がいました。正直、怖いと思いました。私は公人ではありません。人様から強いられる筋合いはありません。なおさら基準を設ける必要性を感じました。

 私の情報発信はオープンです。私への連絡もオープンです。Facebookで友達になることの意味は皆無です。それを友達になることに拘り、それを私を権利として主張する人の気持ちが分かりません。怖いな。

ライブ

 昨日は久しぶりの対面式の講演会をしました。最近はZoomでの講演が多くなっていますが、Zoomに比べて対面の方が格段に意味があるように思います。特に、私の本をよく読んでいる方(つまり、集団をリードする方)にとっては。

 私が語ることはもう知っているのです。ただ本では伝えられないことがあります。それは私が本に書いていることを、私がどれだけの熱意と確信を持っているかと言うことです。それは対面式の時に伝わる、全身から発する様々な動き、微妙な表情、空気感によって伝わります。

 複数の方から「本では分からないことが分かりました」という言葉をいただきました。

呼び方

 私の呼ばれ方は長らく「じゅんちゃん」です。高校教師時代、生徒はもちろん、教職員、事務職員、給食職員からは、そう呼ばれていました。例外は教頭先生と校長先生で、「にしかわさん」でした。職員会議(卒業判定会議も含まれます)のようなフォーマルな雰囲気でも、教頭先生以外(校長は定時制の会議に出ません)は「じゅんちゃん」でした。ちなみに、私より若い先生も3人いましたが、「ちゃん」ではなく「先生」と呼ばれていました。

 これは大学に異動しても同じです。まあ、面と向かっては「西川先生」と呼んでいますが、ゼミ生同士の間では「じゅんちゃん」であることは分かっていました。(ちなみに、私の大学院の指導教官は小林学先生でしたが、ゼミ生同士では「まなぶちゃん」でした)

 それが5年ほど前に「じゅん」と呼んでいることを知りました。ゼミ生達が現在のゼミの『学び合い』をまとめた本(www.amazon.co.jp/dp/418505520X )を書くために卒業生・修了生にインタビューしている原稿を見たのです。そこには「じゅんは○○と言った」というような記述が一杯あるのです。「おまえら、じゅん、って言っているの?」と聞くと、曖昧にニヤニヤしていました。どうやらゼミ管理者としての私に対する呼称のようです。つまり、「部長」、「課長」のような呼称です。

 SNSでのゼミ生たちの呼称は「師」が広がっています。これってSNSで見かけたことはありません。何でだろう、と思います。まあ、「尊師」となってはまずいかなと思います。でも、ゼミ生が私をどう呼ぶかは勝手です。私はぶれずに対しますから。

追伸 面白がって「尊師」という呼称は使うなよ。お前らのやりそうなことだから。それはゼミ内部だと笑い話だけど、外から見たらどんびきだぞ。